ブリヂストン、国内販売を再編---全国2社へ

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ブリヂストンは2日、国内市販用タイヤの販売体制を再編すると発表した。

国内市販用タイヤ部門が今後とも引き続きブリヂストングループの中核として、継続的に利益ある成長を実現し続けるための変革としている。

具体的には、2012年1月に「ブリヂストン・タイヤ・セールス・ジャパン」と「ブリヂストン・リテール・ジャパン」の全国統合2社体制に再編する。そのための段階的措置として7月1日付で、現在18社ある出資比率100%の販売会社を北日本、関東、中部、近畿四国、西日本の5社の広域販売会社に統合する。
 
今回の組織改正は、同社グループの中期経営計画に織り込んでいたが、全国5広域販売会社化については、2010年に予定していたものを前倒して実施する。厳しい経営環境下にあって顧客ニーズにスピーディーに対応する現場力の強化と経営効率の向上につながる事業再編を、迅速かつ積極的に進める必要があると判断したため。
 
今回、顧客発想を全ての起点とした真の「垂直統合型販売ビジネスモデル」を追求するため、川下の国内市販用タイヤ販売部門の事業を再編する。国内市販用タイヤ販売部門・100%出資販売会社・直営店の経営を一体化して、シンプルな組織とし、全体最適を進め、企業体質の強化を図る。

《レスポンス編集部》

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