日産自動車が25日に発表した1月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比54.0%減の14万5286台と、ほぼ半減した。各拠点で生産調整を行っているため。
国内生産は同59.0%減の4万7477台と前年同月の半分以下の水準。国内外の販売不振で減産を強化しているため。
国内販売は同24.6%減の4万1768台と低迷した。新型『キューブ』や軽自動車は健闘したものの、2割を超えるマイナス幅となった。
輸出は同62.1%減の2万7578台だった。北米向けが同84.7%減、欧州向けが同70.4%減だった。
海外生産は同51.2%減の9万7809台と半減した。米国が同70.7%減となったほか、英国が同54.4%減、スペインが同89.4%減となるなど、軒並み大幅マイナスとなった。