JSR、燃料電池用電解質膜の量産設備を完成…自動車2万台分

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JSRは24日、燃料電池用材料として高性能で実用特性に優れた炭化水素系電解質膜の量産対応設備を四日市工場内に完成したと発表した。

同社はすでに、電解質膜のセミコマーシャルプラントを保有、顧客の要望に対応できる製造、品質保証、出荷の体制を整えているが、本格的な需要拡大に対応するため、今回自動車用換算で年間1万 - 2万台に対応できる量産体制を確立した。
 
同社製の電解質膜は自動車用途では、国内自動車メーカーの燃料電池車に採用されている。今後は、家庭用燃料電池システムなどの定置用、携帯機器用ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)への展開も図っている。

《レスポンス編集部》

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