【ボルボ 新パワートレイン】4気筒エンジンで軽快に

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ボルボ・カーズ・ジャパンは3月1日より、2リットルの4気筒エンジンを搭載するグレード「2.0e」を『V50』『S40』『C30』に新たに設定。日本に導入されている今までのモデルは、すべて5気筒だったが、初の4気筒エンジンとなる。

この2.0eに搭載される2リットルエンジンは、従来の140PS仕様だった2.4リットルの代わりになるユニットだが、新開発された6速デュアルクラッチミッションの「パワーシフト」と組み合わせることで、2.4リットルに負けない動力性能を発揮してくれる。

ボルボ・カーズ・ジャパンマーケティング部の岡田勝也さんは「今まで2リットルの4気筒エンジンはATとの組み合わせがなく日本には導入されていませんでしたが、パワーシフトが組み合わされたので、いち早く日本に導入しました」

「排気量は2.4から2リットルに縮小されましたが、エンジン重量が4気筒のほうが軽量で、鋭いレスポンスを持つなど、4気筒ならではのメリットもあります。最高出力は2.4よりも5PS大きい145PSを実現し、その上で10・15モード燃費も、2.4リットルは9.5km/リットルでしたが、2.0eは11.6km/リットルと約22%も改善されています」とコメント。

実際に、2.0eの2リットルエンジンは軽快な走りを披露してくれた。日常域のトルクに関しては排気量の大きい2.4リットルのほうが余裕大きかったが、6速ATのパワーシフトが上手くトルクバンドをカバーしながら走ってくれるので力不足を感じることはない。

4気筒エンジンの中では取り立てて軽快な吹け上がり方ではないが、回転の上昇に伴ってスムーズに伸びる力感が味わえる。直列5気筒の重厚感のある上質な回転フィールもよかったが、4気筒もスムーズさでは負けていない。

エンジンが軽くなったおかげで車両重量も40kg軽量化し、フットワークも軽快感を増している。ハンドリング自体はボルボらしい非常にマイルドな設定ではあるが、反応の素早さや正確性が5気筒よりはシャープに感じられる。

ボルボのエントリーグレードとなる2.0eは、排気量が縮小されたが、これでも十分と思える力強さと低燃費を両立しているのが魅力だ。

《岡島裕二》

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