武蔵精密が組織改正…スリム化めざす、能登工場は閉鎖

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武蔵精密工業は、4月1日付けで組織改正を実施すると発表した。

今回、売上の拡大が見込めない環境下でも収益を確保できる「スリムで筋肉質な企業体質の構築」に向けた業績改善への取り組みを早期に完結させることに加え、同社が昨年4月に掲げた「ムサシグローバルビジョン2020」の継続的な推進を志向するのが目的。
 
組織改正では、国内部品事業のスリム化を図るため、製造5事業部を2事業部に統・廃合する。ミッションギヤ事業部と塑型事業部を統合し第1事業部とし、カムシャフト鳳来事業部、ボールジョイント事業部を統合し第2事業部とする。
 
カムシャフト能登事業部(能登工場)は3月末で閉鎖する。ものづくり体質の強化を図るため、工機部製造技術課を製造技術部とし、生産現場の改善支援、自主保全活動を推進する。
 
さらに、経営意志決定機能の強化を図るため、総務部経営企画課を経営企画室とする。
 
一方、2輪・4輪部品の商品開発のシナジー効果を高めるとともに、日本マザー機能の一層の強化を図るため、同社と子会社の九州武蔵精密に分散している開発機能、海外支援機能を早期に本社へ集約して一元化する。

《レスポンス編集部》

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