【ボルボ 新パワートレイン】2リットルでシェア拡大を狙う

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ボルボカーズジャパンは19日、『V50』、『S40』、『C30』に、2.0リットル4気筒エンジンと新開発デュアルクラッチ機構の6速AT「パワーシフト」を搭載したエントリーモデル「2.0eシリーズ」の導入を発表した。

今まで、これらの3モデルには異なる出力特性を持たせた、2.4リットルエンジンを2種類設定していたが、今回から140PSだったベーシックエンジンが、この2.0リットルの新しいパワートレインに切り替わった。

ボルボ・カーズ・ジャパンマーケティング部の岡田勝也さんは「現在の日本の輸入車市場は2.0リットル以下のエンジンが52%を占めています」

「近年日本で販売されているボルボ車には2.0リットル以下のモデルがありませんでした。欧州では2.0リットル以下のエンジンも存在してはいましたが、ATとの組み合わせがなかったために日本に導入していたのは、エントリーモデルも2.4リットルとなっていました」

「今回、2.0リットルエンジンにパワーシフトを組み合わせたパワートレインが開発されたので、早速2.0eシリーズを導入しました。この2.0リットルエンジンは従来の2.4リットルから大きくスペックを落とすことなく、さらにゲトラグ社と共同開発したパワーシフトの採用により低燃費化を行っています」

「同時に従来の2.4よりもお求めやすい299万円という戦略的な価格を実現していますので、2.0リットルクラスの中でも高い商品力を持っていると思います」とコメント。

確かに、現在の経済状況による新車販売が思わしくないなかでは、市場で主流の2.0リットル未満のエンジンがなくて厳しいはずだ。だが、低価格で商品力の高い2.0リットルを素早く導入できたことで、販売の落ち込みにブレーキをかけることができるに違いない。

《岡島裕二》

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