【新聞ウォッチ】陸も空も“閑古鳥” 景気「5か月連続下方修正」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年2月20日付

●サーブ、会社更生法申請か(読売・8面)

●中部空港新社長、川上博氏就任へ(読売・8面)

●「GM年内破綻の可能性」米ビッグ3格付け会社再建計画に厳しい評価(読売・8面)

●トヨタ系5社が雇用助成金申請(朝日・11面)

●社説:米自動車支援「保護主義への警戒を怠るな」(毎日・5面)

●トヨタ、米でバイオ車、環境政策受け本格販売(産経・8面)

●世田谷-練馬 外環道、着工手続きへ、整備計画路線に格上げ(東京・1面)

●NY円、一時94円台1か月ぶり円安水準(東京・9面)

●政治への注文相次ぐ、業界団体トップ(日経・9面)

●自動車用鋼板品種1割削減、自工会と鉄連(日経・9面)

●新幹線利用が急減、2月山陽、震災以来の大幅減、鉄道+レンタカーJR東が大幅割引(日経・10面)

●ベンツにハイブリッド、日本で今秋発売(日経・11面)

●日産自、今期末株主優待見送り(日経・13面)

ひとくちコメント

政府が2月の月例経済報告で「急速な悪化が続いており、厳しい状況」とし、景気の基調判断を5か月連続で下方修正した。世界同時の景気後退が日本の内需を冷やし、個人消費を初めて「緩やかに減少」と判断した。

きょうの各紙が取り上げているが、1月の「急速に悪化している」に、「厳しい状況」を加え、「経済活動の水準が低い」(内閣府)ことを強く意識している。

きょうの日経は「東海道・山陽など新幹線の利用客が2月に入って急減している」と報じている。特にビジネス利用客の多いグリーン車の激減が際立つそうだ。

鉄道ばかりではない。筆者も先週末、JALで東南アジア方面に旅行したが、いつも行列ができていた成田空港の出国審査は待たずに手続き完了。しかも、機内もビジネスクラスの利用客は少なく、エコノミーでも空席が目立っていた。午後便という時間帯もあるようだが、閑古鳥のなく成田空港は初めてのことである。

《福田俊之》

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