三菱商事、ウェダベイニッケルプロジェクトに参入

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三菱商事、ウェダベイニッケルプロジェクトに参入
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三菱商事は19日、インドネシア・ハルマヘラ島のウェダベイニッケルプロジェクトの開発・推進母体であるPTウェダベイニッケル社の株式90%を保有するストランド・ミネラルズ社の株式33.4%を、エラメット社から取得することで合意した。

ウェダベイニッケル社株式の残りの10%は、インドネシアのパートナーであるPTアンタム社が保有する。
 
両社の締結した合意書に基づき、三菱商事はエラメット社に約1億4500万米ドルを支払う。この金額には、ストランド社の株式取得費用、2006年にエラメット社がウェダベイを取得して以来支出した事業調査費用の持分に応じた負担などを含む。
 
三菱商事とエラメット社は、今後協力しながら投資決定をするうえで必要なプロジェクトの事業調査を行っていく。
 
ウェダベイ鉱床は世界有数の大規模未開発ニッケルプロジェクトで、最新の調査結果からその予測・概測・精測鉱物資源量は合わせてニッケル純分ベースで約510万tにものぼっており、生産能力は年産ニッケル純分ベースで約6万5000tを目標としている。ウェダベイニッケルプロジェクトは、エラメット社が同社フランスの研究所で開発した湿式精錬法を採用する。

《レスポンス編集部》

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