【ASV-4】第4期の技術向上ポイント

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ASV(Advanced Safety Vehicle)を推進する国土交通省の自動車交通局・鈴木延昌氏は、今回の実証実験で第3期から第4期への技術向上ポイントについて語った。

「出会い頭や、渋滞中の対向車線の側道側から飛び出してくる車両など、ドライバーの目に見えない、存在を認知しづらい車両を第4期ASVシステムは気付き、ドライバーに知らせてくれるようになった」

例えば、片道3車線往復6車線の道を右折の際、渋滞中の対向車線の一番奥の車線のクルマが、渋滞中のクルマたちで見えない場合がある。そんなときも、ASVは車車間通信システム搭載のクルマを認知し、接近を音声とアイコンで知らせてくれる。

衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシストなど、実用化されたASV技術は第3期までの技術。今後は、自立検地型の車載センサーで検地した情報を用いてドライバーを支援する車車間通信システムの実用化に向け、さらなるGPSの位置精度向上・情報遅れ改善などを目指していくという。

いっぽうで、カーナビの普及率が低いと言われる大型トラックを使う業者などへのASVの“認知キャンペーン”も必要だと関係者は話す。

2006年から2010年度までとする第4期は、「事故削減への貢献と挑戦」をテーマに、「ASV総合安全戦略の策定」「ASV技術の本格的普及促進」「通信利用型の開発・実用化の促進」を目標に掲げ、関係団体は取り組んでいく。

《レスポンス編集部》

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