信号待ちのトラックが発進するかも…と思いこみ、そのまま追突

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4日未明、福島県本宮市内の国道4号で、信号待ちのため停車していた大型トラックに対し、後ろから進行してきた大型観光バスが追突した。バスは中破し、乗客乗員8人が重軽傷。トラックの運転手も負傷している。

福島県警・本宮署によると、事故が起きたのは4日の午前3時50分ごろ。本宮市荒井付近の国道4号で、信号待ちのために停車していた大型トラックに対し、後ろから進行してきた大型観光バスが追突した。

バスは前面部が中破。47歳の男性運転手が全身打撲の重傷。乗客の男女7人(19 - 25歳)も衝突の弾みで前方に投げ出され、頚部打撲などの軽傷。トラックを運転していた36歳の男性も腰の痛みを訴え、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の直線区間。バスは東京からの客43人を乗せ、二本松市内にあるスキー場へ向かっていた。バスの運転手は「前方の信号が赤から青に変わったので、トラックが発進すると思い、減速しないまま進行したが、トラックはなかなか発進せず、そのままぶつかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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