パトカーに体当たり、警官が4発を発砲

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1月31日未明、静岡県静岡市清水区内の国道52号で、盗難手配の出されたナンバーを装着したクルマが、職務質問しようと接近したパトカーに体当たりする事件が起きた。警官がクルマに向けて拳銃を発砲したが、乗っていた男2人は逃走した。

静岡県警・機動捜査隊、清水署によると、事件が起きたのは1月31日の午前4時40分ごろ。これより約2時間30分前の同日午前2時ごろに富士市内にあるコンビニエンスストアで強盗事件が発生。容疑者がクルマで逃走したことから、機動捜査隊や所轄署が不審車両の捜索を進めていたところ、午前4時30分ごろに静岡市清水区内で盗難手配の出されたナンバープレートを装着した乗用車を発見した。

クルマは国道52号を進行。警察は静岡市清水区八木間町付近でパトカー4台(前後2台ずつ)を使って包囲し、強制抑止を試みたところ、クルマは清水署のパトカーに体当たりしてきた。うち1台から28歳の巡査長が降車したところ、クルマが突進してしたため、拳銃2発を車体に向かって直接発砲している。

乗っていた男2人はクルマを乗り捨てて逃走したため、巡査長は地面に向かってさらに2発を威嚇発砲したが、2人はそのまま逃げていったという。警察では公務執行妨害事件として捜査を開始している。

逃げた2人の男はいずれも身長170 - 175cm。うち1人の容貌は外国人風だったという。警察ではコンビニ強盗事件との関連も含め、捜査を続けていく方針だ。

《石田真一》

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