【カーエレ09】タケオカ自動車工芸 T10…孫に

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「第1回国際カーエレクトロニクス技術展」(1月28 - 30日、東京ビッグサイト)で、タケオカ自動車工芸(富山県富山市)は、市販予定車・形式「T10」を参考出品した。同社専務取締役の武岡学氏は「今年じゅうに市販化させる予定だ。100万円以上はいかないと思うが、それに近い額になるだろう」と話す。

T10は、空車重量290kg、満充電8時間で一充電走行距離50km(市街地走行)、最高速度55km/hの第一種原動機付自転車(4輪)だ。

「『ミリューR』などの市販化された電気自動車のユーザー層は、高齢の人がほとんど。公共交通が充実していない郊外地域の人たちが、病院へ行くような場合に利用するようだ。これからは若い人たちにも乗ってもらえるようなクルマづくりをしていきたい」と武岡氏は話す。

既存のミニカーに乗っていた世代の孫にあたる世代もターゲットにしながら開発を進めていくという。

《レスポンス編集部》

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