ホンダが発表した2008年12月の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比7.5%減の27万7294台となった。大手各社が大幅マイナスとなるなか、1ケタ台のマイナスにとどまった。
国内生産は同1.5%減の10万8114台と小幅なマイナスだった。
国内販売は同18.5%減の4万5759台と落ち込んだ。『オデッセイ』や『アコード』などの新型車を投入したが、登録車の販売が同25.3%減と低迷、軽自動車も『ライフ』投入効果が発揮できずに同5.6%減だった。
輸出は同17.5%減の5万1893台だった。欧州向けは同51.3%増と伸びたが、北米向けが同28.5%減、アジア向けが同40.8%減、その他地域向けも同17.8%減だった。
海外生産は同11.0%減の16万9180台と落ち込んだ。北米は同8.8%減にとどまったが、欧州が同27.6%減となった。アジアも同11.6%減となった。