富士重工業は、国内のスバルディーラーの環境に対する経営の取組みを強化するため、環境省が策定した環境マネジメントシステム「エコアクション21」の導入を支援する。
先駆けとして、国内最大のスバル販社である東京スバルが、メーカー系自動車販売店としては初めて、全59事業所での一括認証を取得した。
エコアクション21は、環境への取り組みを効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持って行動し、結果を取りまとめ、評価・報告するための方法として、環境省が策定したガイドラインに基づく、国内の事業者のための認証・登録制度だ。
富士重は、エコアクション21の仕組みを活用することで、国内スバルディーラーの省エネルギーや廃棄物の削減、リサイクル、節水などの環境に対する取り組みを推進するとともに、日常業務の見直しによる組織内の無理や無駄の排除など、生産性の向上を促す。
具体的には、東京スバルが認証を取得するために培ったノウハウやツールをグループ全体で活用、スバルディーラー全体の環境経営力の強化に結びつける方針だ。