ソニーは、ソニーグループ経営体質強化施策としてグループ全体で2009年度に2500億円の費用削減を目指す。
同社は2008年12月に、エレクトロニクス事業領域での投資計画の見直し、製造事業所の統廃合、人員の最適化などの施策を通じて、1000億円以上の費用削減効果を2009年度末までに実現できる体制の構築を目指す計画を発表した。
これらの施策に加えて、ゲーム、音楽、映画などのビジネスにおける構造改革を実施するとともに、広告宣伝費、経費、物流費、その他諸費用の大幅な削減を実施する。
これによって2009年度にグループ全体で、2008年度と比べて総額2500億円の費用削減を目指す。構造改革費用は、2009年度末までに総額1700億円を見込んでいる。