例年、年が明けてすぐに開催されている世界最大のコンシューマエレクトロニクスショー「2009 International CES」が現地時間8日より11日まで4日間の日程でスタートする。
これまでずっと規模を拡大してきたCESも、昨今の経済情勢の影響を少なからず受けている。
従来ならホテルの宿泊料は通常期の2 - 3倍にも跳ね上がっていたものだったが、今年は企業のキャンセルが相次ぎ、今もなお空き室が目立つほど。おかげで今までにない落ち着いた宿泊料で泊まることが可能になっている。
ただ、開催に先駆けて開かれたプレスカンファレンスは満員御礼の状態が続き、一部のカンファレンスでは入ることさえ拒否される状況もあったほど。
7日は米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが開幕基調講演を行ない、8日にはソニーのハワード・ストリンガーCEOも基調講演に登場。踊り場に差しかかったCESをどのように盛り上げるかが注目される。