立体駐車場のリフトに挟まれ、従業員死亡

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1日夕方、京都府京都市中京区内の立体駐車場で、従業員の男性が車庫内の移動リフトに体を挟まれているのを別の従業員が発見した。男性は意識不明のまま近くの病院に収容されたが、約2時間後に死亡している。

京都府警・五条署によると、警察が事故発生を認知したのは1日の午後6時5分ごろ。京都市中京区下大阪町付近にある立体駐車場で、建物内部にある移動リフトの異常を知らせる警報が鳴ったため、従業員が内部を調べたところ、駐車するクルマを収容する台座とリフトの間に55歳の男性従業員が挟まれているのを発見した。

男性は胸部を挟まれて意識を失っており、近くの病院に収容されたが約2時間後に死亡した。警察では死因について調べを進めている。

現場は収容台数が約100台となる、4階建ての大型立体駐車場。移動リフトの操作は屋外の制御盤で行うため、通常は従業員が建物内に入ることは無い。警察では何らかの異常が発生したため、死亡した男性が移動リフトを点検しようとしたが、これを知らない別の従業員がリフトを動かしてしまった可能性があるとして、関係者から事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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