サーブは23日、『9-5』に限定車の「グリフィンエディション」を設定した。サーブの62年の歴史において、最もラグジュアリーなモデルとされる。
グリフィンエディションはセダンとスポーツコンビ(日本名:「エステート」)があり、エクステリアはマットクロームで縁取られたヘッドランプやグリルが特徴。17インチのアルミホイールは5本スポークの専用デザインで、ボディカラーはホワイトと6種類のメタリックカラーが用意される。
また、セダンはトランクリッドにリアスポイラーを装着。スポーツコンビにはルーフスポイラーとマットクローム仕上げのルーフレールを採用した。
インテリアはパイピングを施したレザーシートが標準で、シートの色はブラックを基本にしたツートン2種類を設定する。ステアリングホイール、シフトノブ、サイドブレーキは、ステッチ入り。パーキングアシストなどの装備も充実しており、オプションはナビゲーションシステムと空調機能付きシートの2点のみだ。
エンジンは2.3リットル直4ターボ(260ps)で、トランスミッションは5速MTと5速ATから選択できる。
9-5グリフィンエディションは2009年1月のデトロイトモーターショーで披露された後、北米で販売開始。価格はセダンが4万2775ドル(約385万円)、スポーツコンビが4万4045ドル(約396万円)となっている。