SGホールディングスグループで車両整備事業を展開する佐川ギャラクシーモータースは、北海道・札幌市内に最新鋭自動車整備工場が完成し、21日から旧工場から移転・営業開始すると発表した。
札幌新工場は、従来の工場に比べ3倍の整備能力を持ち、グループの佐川急便のトラックに加えて、他の運送事業者や企業、個人の乗用車まで幅広く、車検・整備を取り扱う。延床面積は旧工場の約3倍、大型リフトは2基から4基へ倍増、小型リフトも2基から3基へ増やした。年間処理能力(車検・整備)は旧工場が1643台だったが新工場では5496台に拡大する。人員は現在25人で、うち整備士19人だが、3年後に整備士30人体制にする。
新工場では、発生する廃油をクリーン燃焼装置で処理し、その際に発生する熱を利用して寒冷時の工場内床暖房・ロードヒーティングや洗車用水の温水化などに活用する。
さらに、車両整備中にドライバーが休憩できる和室やシャワー室を完備する。
2009年1月20日までの1か月間、来場者向けに、無料点検サービスや記念品のプレゼントなどオープニングキャンペーンを実施する。