日産、日光市に燃料電池車を納車

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日産自動車は12月1日に、栃木県日光市に最新の燃料電池車『エクストレイルFCV』を納車すると発表した。
 
燃料電池車は水素と空気中の酸素を化学反応させて取り出した電気エネルギーを動力源とし、排出物は水だけという究極のエコカー。
 
世界遺産である東照宮などの歴史的な建造物があり、ラムサール条約登録湿地「小田代ヶ原」や日光国立公園に指定される豊かな自然に恵まれた日光市で、燃料電池車を走行させることで、車と環境との持続的共生の重要性をアピールする。
 
今回納車する燃料電池車エクストレイルFCVは、日産自社開発の燃料電池スタックを搭載し、最高出力を90kWを発揮し、最高速度・加速性能をガソリン車並みに向上させたモデル。事前のいろは坂の走行でも、高い動力性能を示したとしている。
 
今後、日光市は、エクストレイルFCVを中学生のための水素科学教室や、観光促進のために使用していく予定。また、日産と日光市は、燃料電池車で巡る日光の四季ツアーや、小規模水力発電により水素を製造しその水素で走るCO2フリーの燃料電池車走行についても共同で検討を進めている。
 
日産は、今回の日光市への燃料電池車リースを通じて、より多くの人に燃料電池車の魅力に触れてもらいたい、としている。

《レスポンス編集部》

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