ジェイテクトが精密工学会技術賞を受賞 エコロジー研削TYPE II

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ジェイテクトは、同社の開発した研削加工での少流量クーラント供給技術「EcoloG(エコロジー)研削TYPE II」が「2008年度精密工学会技術賞」を受賞したと発表した。

同賞は精密機器の開発、生産加工技術に関する研究・開発を対象に贈られるもので、同社としては1991年の「学習機能を有した研削加工用対話型CNC装置の開発」以来、2度目の受賞となる。
 
研削加工は、切削加工に比べて発熱が多く、高精度・高品位の要求から、多量のクーラントが必要となる。一方では、環境・省エネの観点からクーラント使用量を削減する必要がある。同社は研削加工におけるクーラント使用量の削減を重要開発テーマとして取り組んできた。
 
研削盤では、高速回転する砥石の外周に連れ回り空気流が発生して、研削点へのクーラント供給が阻害される。このため、従来は空気流を打ち破るため多量のクーラントを研削点に供給していた。今回受賞したEcoloG研削TYPE IIは、研削点上部で砥石の側面方向からエアを供給して連れ回り空気流を遮断し、少流量のクーラントを研削点へ効果的に供給する技術だ。
 
従来と同等の研削性能で、クーラント供給量およびクーラントによる砥石軸損失動力を半分程度に低減することができた。また、研削点へのクーラント到達度が向上するため、研削焼けを抑制することができ製品品質も向上する。
 
EcoloG研削TYPE IIを搭載した研削盤は、クランクシャフト加工用を中心に約80台を販売した。
《レスポンス編集部》

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