川島織物の中間決算…ファブリック事業低迷で赤字幅が拡大

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川島織物セルコンが発表した2008年9月中間期の連結決算は、営業赤字が4億4500万円と赤字幅が拡大した。

前年度に子会社化したセイワの売上げが加算されことから、自動車・列車・航空機内装事業は増収だった。しかし、ファブリック事業の低迷が大きく影響し、全体の売上高は前年同期比0.6%減の391億9700万円と微減だった。
 
損益もインテリアファブリック事業の収益性が低下し営業赤字が拡大、経常赤字も悪化して3億9700万円となった。さらに特別損失として棚卸資産評価損4億900万円を計上、当期赤字は10億600万円となった。
 
通期業績見通しも下方修正した。売上高は同5.0%減の815億円、経常利益が同56.2%減の3億円、最終利益は収支とんとんとなる見通し。

《レスポンス編集部》

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