いすゞ自動車が発表した2008年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比18.7%減の69億円と大幅減益となった。
国内販売台数は、同14.2%減の3万2595台と不振だった。海外販売は中近東、中南米、欧州、アフリカで小型車を中心に販売が増加、同14.5%増の21万72台だった。また、海外生産用部品の売上げはアフリカやタイへの輸出が増加、同7.1%増の475億円だったが、エンジン・コンポーネントは輸出が減少し、同9.7%減の1185億円にとどまった。
これらの結果、売上高は同1.7%減の8597億円と減収となった。
損益では、ASEAN地域の連結子会社のコスト合理化が進んだものの、国内や北米での販売不振の影響で営業利益は同18.9%減の392億円、経常利益は同25.5%減の400億円にとどまった。