ダイハツ工業は、2009年3月期連結決算業績見通しで、営業利益が前年同期比14.1%減の560億円になるなど下方修正を発表した。
売上高は同4.5%増の1兆7800億円となる見通し。国内やトヨタ自動車からの受託・OEM車は増える見通しだが、海外販売は減収となる見通しだ。
収益では、売上げ増や車種構成改善による増益効果が見込まれるが、為替変動で50億円、今後の低燃費化競争に対応するための研究開発費などの諸経費の増加で467億円を見込んで、営業減益となる見通し。経常利益は同11.4%減の590億円、当期純利益が同8.4%減の320億円と7期ぶりに減益となる見通し。