日産、中間配当でまさかの「減配」

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日産、中間配当でまさかの「減配」
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日産自動車は31日の取締役会で2009年3月期の9月中間配当について前年同期の20円から9円減配の11円とすることを決めた。同日発表した第2四半期までの累計業績発表の会見で志賀俊之COOが明らかにした。

日産は今年度からの4か年経営計画「日産GT2012」を5月に発表した際、カルロス・ゴーンCEOが「従来どおり、向こう数年間の配当政策を株主の皆さまに発表する」とし、08年度は前年度より2円増配の年42円、さらに10年度までも年2円ずつの増配を提示していた。

今期の期末配当については未定とし、09年の定時株主総会に諮って決める方針を発表した。志賀COOは減配の理由を「通期の利益が従来の見通しから半減するという現実を直視して見直した」と説明した。

役員報酬のカットなど経営責任の明確化については「下期はまだ5か月残っている」とし業績の改善に取り組むのが経営陣の役目との見解を示した。中期的な政策を示す日産の配当は、公約的な意味合いをもってきただけに、株主からの反発が強まりそうだ。
《池原照雄》

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