ホンダの3列シートミニバン新型『オデッセイ』に設定された「アブソルート」は、スポーティモデルとして走りを極めるために、専用のエンジンや足回りを装備している。
プラットフォームには、排気系の取り回しの関係から4WD用のものを採用。専用チューニングが施されたエンジンは、206PS/23.7kgmを発揮する。トランスミッションも、CVTではなく専用レシオが採用されたパドルシフト付きの5速のATが搭載される。
足回りも、専用チューニングのスポーツサスペンションが装備され、タイヤも標準の16インチよりも2サイズ大きな18インチを履く。
エクステリアは、バンパーのメッキ部分をクローム調とし、エアロバンパーやサイドシルガーニッシュを採用することで、より精悍さを向上。インテリアではブルーステッチのステアリングホイールや専用メーター、ステンレス製ペダルが装備されスポーティ感を高めている。
新型オデッセイの開発責任者を担当した五十嵐則夫さんは「新型オデッセイにも走りのイメージを牽引してくれるアブソルートを設定しました。販売比率的には高くはありませんが、ホンダらしいスポーティな走りが味わえるミニバンに仕上がっています」とコメント。
実際にアブソルートのオデッセイのパッケージングを最大限に活かした軽快なな走りを披露してくれるに違いない。ミニバンでもスポーティな走りを楽しみたい人には、最適なモデルだ。