フェラーリ レーシングマシン集結の一大イベント

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ドイツ、ニュルブルクリンクで10月4 - 5日の2日間、恒例の「フェラーリレーシングデイズ」が開催された。フェラーリの元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハ氏が登場。『FXX』や『カリフォルニア』をデモ走行し、観客をおおいに沸かせた。

FXXは『エンツォフェラーリ』をベースに開発されたレース専用車で、2005年12月に世界限定29台を販売。V12エンジンは、排気量を6リットルから6.3リットルに拡大。最大出力は660psから800psに引き上げられた。カーボン製ボディは車重わずか1155kgに抑えられ、パワーウェイトレシオは驚異の1.44kg/psを発揮する。

価格は150万ユーロ(約2億円)。この価格には、FXXのワンメイクレースへの参戦/サポート費用が含まれるほか、顧客はFXX開発プログラムに参加する権利が得られる。FXXにはF1マシンのように39ものセンサーが装着され、走行中の車両データをピットへ送信。そのデータが将来開発されるレース車両に生かされるのだ。

イベント当日、シューマッハ氏はフェラーリからプレゼントされた30台目のFXX(ゼッケンナンバー30)で登場。ブラックボディの特別な1台だ。シューマッハ氏はサーキットを2周デモ走行して見せ、FXX独特のカン高いV12サウンドがニュルに響き渡った。

FXXから降り立ったシューマッハ氏、今度はデビューしたばかりのカリフォルニアに乗り換えてコースを周回。当日は強風と冷たい雨が降りしきる悪天候だったが、2万人のファンが美しいカリフォルニアの姿に酔いしれた。ちなみに、フェラーリによると、カリフォルニアは2011年生産分までオーダーが埋まっている状況とか。

また、『F430』チャレンジ、ヒストリックチャレンジなどのレースプログラムが用意され、最新モデルから伝説の名車まで、歴代フェラーリがニュルを全開走行した。フェラーリはやはりサーキットが1番似合う。ファンにとっては大満足の2日間となったようだ。

《森脇稔》

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