デンソーは、投資有価証券の売却損206億円を計上、業績見通しを下方修正した。
サブプライム問題に端を発した金融市場の混乱の拡大に伴い、同社が保有する投資有価証券の一部で著しい時価の下落が発生、現状の市場環境では短期間での回復は困難であると判断して、これらの一括処分を実施したところ、206億円の売却損を特別損失として計上した。
これに伴って2008年9月中間期の連結業績見通しも下方修正した。売上高、営業利益、経常利益は前回発表したものを据え置いたが、当期純利益を760億円から610億円に下方修正した。