三菱電機、無電化地域向け太陽電池モジュールを発売

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三菱電機、無電化地域向け太陽電池モジュールを発売
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三菱電機は、海外の無電化地域の太陽光発電システムに適した「海外向け小型太陽電池モジュール」の新製品4機種を10月1日から発売すると発表した。

同社は2004年から、インドネシアやカンボジアなどの無電化地域向け電化プロジェクトに参画してきた。

これまでの独立形システム向けモジュールは110Wと120Wのラインアップだったが、今回35Wから52Wの海外向け小型太陽電池モジュールを市場投入する。これにより、国ごとに異なる幅広い要求に応え、無電化地域の社会インフラ構築と地球温暖化防止に貢献するとともに、太陽光発電システム事業の拡大を図る。

新製品は、無電化地域の小規模住宅に適した出力(35W、40W、46W、52W)をラインアップして、国ごとに異なる幅広い要求出力に対応する。動作電圧は、独立形太陽光発電システムで主に採用される12Vバッテリーに対応する。

また、無電化地域の小規模住宅では、1軒につき太陽電池モジュール1枚を使用するケースが多いため、日本メーカーで初めてモジュール1枚単位で、出荷時における公称出力値を保証する。

このほか、現地の設置環境をふまえ、施工性を向上させた独立形システム用端子ボックスを新開発した。外蓋が端子ボックス本体と分離せず、開けた角度を固定できるヒンジ構造で、電気配線工事の作業時間を短縮できる。

《レスポンス編集部》

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