石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、8月18日現在のレギュラーガソリンの店頭価格は1リットル当たり183.2円となり、前の週と比べて1.2円下落した。値下がりは2週連続。
帰省やレジャーによる需要期だったものの、ガソリン価格高騰で、消費者が自動車での外出を控えるなど、需要が低迷しているため、競争の激しいエリアでの販売競争が激化、店頭価格は軟調だ。原油先物市場での価格が下落していることから、9月の卸価格引き下げを想定して、これを先取りする形で価格を見直す動きも出ている模様だ。
ハイオクガソリンは1.3円下落して194円だった。軽油は0.7円ダウンの166.5円にとどまった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、20日のレギュラーガソリンの全国平均価格は173.7円/リットル、ハイオクは184.0円/ リットル、軽油は158.7円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。