三洋半導体は、車載用デジタルチューナーシステム『SDRCDS500』(Sanyo Digital Radio CD System 500)を開発した。
SDRCDS500は、選曲した周波数の信号を抽出し一定の周波数に変換し出力するフロントエンドLSI(LV25450PW)と、フロントエンドから送られた信号を処理し音声信号へ変換するバックエンドLSI(LC75045PE)で構成されるチップセット。
バックエンド部で、従来は個別LSIであったCD制御/圧縮オーディオ信号デコード用LSIとチューナー/オーディオ処理用LSIとをワンパッケージ化することで部品点数を削減、セット基板の省スペース化や設計工数の省力化、ハード、ソフト設計の効率化に貢献すると、している。
2009年1月からサンプル出荷する。サンプル価格は2400円。生産計画は月産30万個。