気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年7月22日付
●中国バス連続爆破、テロか? 2人死亡(読売・1面)
●自動車保険続々値上げ、損保大手車離れで収益悪化(読売・9面)
●社説:国交省公用車、無駄ゼロが泣いている(朝日・3面)
●ミニバン快走、自動車市場低迷でも「活性化のカギ」新型車続々(毎日・9面)
●値上げアクセルそろり、ガソリン高も重荷、販売落ち込み警戒(東京・3面)
●国内100品目シェア調査、10品目で首位交代 軽自動車、ダイハツが初(日経・1面)
●コマツ社長「2-3年で黒字化」ロシアの建機工場起工式(日経・9面)
ひとくちコメント
8月8日からの北京五輪を目前に控えた中国の雲南省・昆明市で路線バスの爆発が相次ぎ、男女計2人が死亡、14人が負傷したという。きょうの産経が1面トップで報じたのをはじめ、各紙も大きく取り上げている。
警察当局が「人為的な破壊事件」としているが、テロの可能性も否定できない。中国当局がテロ警戒を強化している矢先の事件だけに、五輪を狙ったテロへの不安が改めて高まりそうだ。
その中国では、北京五輪の交通・環境対策として、北京市は一般車両をナンバーによって走行を禁止するなど一連の規制を開始している。ナンバー規制は深夜を除き、末尾が偶数の車は偶数日、奇数は奇数日にしか走行できなくなったという。
中国当局はあの手この手で特別警戒を実施しているが、日本からの北京五輪観戦ツアーは相変わらず不人気のようだ。