岡本硝子とオハラ、太陽光発電用ガラス集光レンズを共同開発へ

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岡本硝子とオハラは、太陽光発電用ガラス集光レンズを共同開発することで合意した。ガラス製集光レンズの量産開始は、2009年秋を目処としている。

今後、両社はガラス素材による高効率で耐候性の高い集光レンズの共同開発を検討し、今年9月末を目処に法的拘束力を持つ技術業務提携に関する正式契約の締結を目指す。

岡本硝子とオハラは、環境に優しい硝材及びそれを利用した製品の開発・製造・販売を目的とする提携について検討する。

共同開発は、オハラが持つ光学ガラスの組成開発力と、岡本硝子のガラス成型及び成膜加工技術を融合させることで、高効率で耐候性の高い集光レンズの開発を目指す。

太陽光発電向け集光レンズには樹脂製のものもあるが、ガラス製集光レンズを用いることで、長期間にわたる効率的な光から電気への変換が可能となる。ガラスの持つ光への相性に加え、直射日光が強い砂漠など、厳しい環境に設置されることが多いことなどからガラスの持つ耐候性に大きな期待が寄せられる。

《レスポンス編集部》

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