逆走車、猛スピードで路線バスと正面衝突

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6日早朝、埼玉県三郷市内の国道298号内回り線で、逆走した乗用車と路線バスが正面衝突する事故が起きた。双方の車は大破し、乗用車を運転の男性が死亡、バスの乗客乗員3人が重軽傷を負っている。

埼玉県警・吉川署によると、事故が起きたのは6日の午前6時25分ごろ。三郷市栄1丁目付近の国道298号で、内回り線に逆走状態で進入してきた乗用車が普通トラックなど2台と次々に接触した。

乗用車はその場から猛スピードで逃走。約400m先で京成タウンバスが運行する路線バス(金町駅発/三郷中央駅行き)と正面衝突した。

双方の車両は大破。乗用車を運転していた24歳の男性が頭部挫滅で即死。バスを運転していた49歳の男性が胸部骨折の重傷、2人の乗客も座席から投げ出された際に打撲などの軽傷を負い、病院に収容されている。

現場は片側2車線。中央部に東京外環道の高架橋脚が設置されており、内回り線と外回り線は完全に分けられた構造となっている。警察では乗用車が誤進入した可能性が高いとみている。

《石田真一》

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