飲酒運転の発覚恐れて自転車当て逃げ

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6月28日深夜、福島県福島市内の市道で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたワゴン車が衝突する事故が起きた。自転車に乗っていた女性が軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に59歳の男を逮捕している。

福島県警・福島北署によると、事故が起きたのは6月28日の午後10時15分ごろ。福島市鎌田付近の市道で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたワゴン車が衝突した。

自転車は転倒。乗っていた18歳の女性は路上に投げ出され、腕や腰などを打撲する軽傷を負ったが、クルマは現場からそのまま逃走しており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場周辺での捜索を行ったところ、近くに住む59歳の男が容疑に関与した可能性が高くなり、任意で事情を聞いていたところ、容疑を認めたことから自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の容疑で逮捕した。調べに対して男は「酒を飲んでいたので、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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