冬用タイヤ購入店満足度調査…JDパワー

自動車 ビジネス 企業動向

J.D.パワー アジア・パシフィックは、2008年日本冬用タイヤ購入店満足度の結果を発表した。

調査は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)購入時のタイヤ販売店の対応に関する顧客満足度を測定したもので、今回で3回目。軽自動車を除く自家用乗用車(新車・中古車)向けのスタッドレスタイヤを2006年5月から2008年2月の間に新品で購入した一般消費者が対象で、2008年2月に郵送アンケート調査を実施し、全国の1555人から回答を得た。

冬用タイヤ購入店に対する総合的な満足度は、「販売員」、「整備サービス」、「施設」、「商品の陳列/品揃え」の4つのファクターから、顧客の評価をもとに、冬用タイヤ購入店に対する総合的な満足度スコアを算出した。

冬用タイヤ利用者のタイヤ購入先について調べたところ、最も利用の多かったのはカー用品店で全体の29%を占めた。次いでタイヤ専門店で26%、カーディーラーが21%、サービスステーションが10%で、この4つの業態で全体の80%以上を占める。

業態別の各ファクターに対する評価の特徴ではカー用品店は「商品の陳列/品揃え」の評価が高い。タイヤ専門店は、タイヤが主商材だが「商品の陳列/品揃え」のスコアは業界平均を下回っていることから、今後の課題は「商品の陳列/品揃え」と、業態別評価が最も低い「施設」。

カーディーラーは、タイヤ以外の商材を主に扱う業態ながら「販売員」、「整備サービス」、「施設」の評価が高い。一方で、評価の低いのが「商品の陳列/品揃え」。

サービスステーションは総合満足度、「販売員」、「整備サービス」、「施設」の評価はカーディーラーに次いで高い。また、「販売員」、「整備サービス」、「施設」の評価が高く、「商品の陳列/品揃え」に今後の課題があるという点でカーディーラーと同じ傾向。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集