NEXCO中日本、新経営計画「チャレンジV」を策定

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NEXCO中日本、新経営計画「チャレンジV」を策定
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中日本高速道路(NEXCO中日本)は10日、長期・中期・年度経営計画「チャレンジV(ファイブ)─みちの明日へ─2008新経営計画(2008-2012)」を策定した。

同経営計画は透明で健全な経営のもと、品質・コスト意識を一層高め、常にスピードアップ、変革・向上を求めながら顧客の期待と信頼に応える「よい会社で強い会社」を目指そうというものだ。

東名・名神、新名神、中央道などの国の基幹をなす路線の良好な保全・サービスの提供、新東名や東海北陸道などのネットワーク整備による「線から面への展開」、サービスエリアにおける顧客満足の向上や地域との連携した事業展開を通じ、環境を重視し、地域の産業・観光の発展と暮らしの向上、さらには日本の産業・経済・社会の活性化に貢献していく。

具体的には、新東名(御殿場JCT - 三ヶ日JCT)をはじめ圏央道(西久保JCT - 八王子JCT)など、2012年度までに258kmの高速道路を新規に開通させる。この圏央道が開通すれば中央道、東名、新湘南バイパスがつながり、横浜港から八王子までの所要時間が100分から45分へと大幅に短縮される。

そのほか、サービスエリアでは「お客様の声」を反映する形で、美しいトイレを目指した取り組みを行う。たとえば、トイレ内の改装による美化、女性トイレの増設などトイレのリフレッシュを2012年までに21カ所で行う。同時に外国人の旅行者に配慮して、トイレの洋式率をSAで90%、PAで70%に高め、2010年度までにすべての洋式便器に洗浄機付き便座を設置する。

《山田清志》

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