GM、ラインナップを乗用車にシフト

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GM、ラインナップを乗用車にシフト
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ガソリンの小売価格平均が全米で4ドル/ガロンに達した現在、GMではフルサイズトラック、SUVの大幅な生産カットと、ブランド売却も視野に入れたリストラ計画に着手する必要に迫られている。

フルサイズトラック、SUVで生産カットの対象となるのは、シボレー『シルバラード』、GMC『シエラ』で、2009年にはカナダでの生産が中止となる可能性があり、また、シボレー『トレイルブレイザー』、GMC『エンボイ』、サーブ『9-7x』を生産しているオハイオ州の工場も2010年に、需要によっては早期の閉鎖が予定されている。

ウィスコンシン州の工場では中型トラックの生産を09年末までに、シボレー『タホ』、シボレー『サバーバン』、GMC『ユーコン』の生産を10年までに(市場が回復しなければ早期に)終了する。メキシコ工場での中型トラック生産も08年末までに終了する。

すべての工場が閉鎖された場合のコストカットは2010年で総額10億ドル、またトラックの生産台数カット総数は7万台に達する予定だ。

そしてハマーについて、GMのリック・ワゴナー会長は「現在ハマーがGMのポートフォリオに当てはまるかどうかを社内で協議中。現時点ではすべてのオプションを検討している、としか言えない」とコメントした。

現在のGMの製品生産内訳は、乗用車/トラックが50/50だが、近い将来には60/40とする予定だと言う。

特に燃費が悪いハマーブランドの存続検討については、最も「アメリカン」なブランドと言われるハマーだけに売却には感情的な意見もつきまとい、GMとして迷いどころかもしれない。
《Sachiko Hijikata, US editor》

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