石油情報センターが発表した6月2日の石油製品店頭価格の週次調査によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり171.9円となり、前の週よりも11.6円と大幅に上昇し、同センターの調査による過去最高値記録を更新した。
原油価格が過去最高値を更新するなど、高騰を続けていることや、為替水準が円安にふれたため、石油元売各社が6月からの卸価格を9 - 13円程度値上げしたことから、小売価格にも反映されたかっこうだ。
ハイオクガソリンも11.7円アップの182.8円、軽油は12.5円アップの152.3円となった。
都道府県別では、離島の多い長崎ではレギュラーガソリンの店頭平均価格が1リットル当たり177.0円と180円台も見えてきた。一方で、最も低かった茨城は165.9円で最も高い長崎と10円以上の差が開いている。
編集部注 --- e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、4日のレギュラーガソリンの全国平均価格は161.7円/リットル、ハイオクは172.3円/ リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。


 
           
           
          ![ガソリン値上げに負けない…値引きやポイント還元など[マネーの達人]](/imgs/sq_l1/1628075.jpg) 
          ![ガソリン価格が半年ぶりの高値、年末年始のマイカー族直撃[新聞ウォッチ]](/imgs/sq_m_l1/1489364.jpg) 
          ![上昇していたガソリン価格が一服、13週ぶり値下がり[新聞ウォッチ]](/imgs/sq_m_l1/1419597.jpg) 
          