モナコに一番似合うチームと言っていいフェラーリ。だがその実は2001年のミハエル・シューマッハ以来、勝利に見放されている。グリッド最速のマシンと言われながら、なぜかモナコでは優勝を逃しつづけているフェラーリだが、昨年もフェリペ・マッサの3位が最高だった。
この悪い流れを断ち切るべく、キミ・ライコネンはモナコで勝利を目指すという。
「僕らは昨年よりもずっといい形にあると思うよ。先週のポールリカールでもいいテストができた。本番がどうなるのか楽しみだ。今年は充分優勝を狙える位置に付けるだろう」
「モナコでの優勝は同じ10ポイントでも特別なんだ。観客の位置もすごく近いし、独特の雰囲気がある。ドライバーの能力が結果に大きな影響を及ぼすところも好きなんだ」とモナコについて語ったライコネン。
ライコネンは2005年マクラーレン時代に一度モナコウィナーとなっている。
