ホンダは、新型ハイブリッド専用車に搭載するハイブリッドシステムの基幹部品である制御ユニットやバッテリーの小型化、モーターの薄型化、モーターの生産設備や作り方を進化、軽量化とともに大幅なコストダウンを実現したと発表した。
鈴鹿製作所にモーターの新しいラインを増設し、各生産工程の高速化や、自動化率の向上などにより、既存のラインに比べ、時間あたりの生産量を2倍以上に向上させる。
この新ラインは、2008年末、稼働開始する予定。ハイブリッドシステムの既存ラインの7万台と合わせた年産能力は、25万台へと増強されるほか、将来の需要拡大に対しても、増産が可能な体制としている。