逸脱起因の衝突事故を起こしたトラック、居眠り運転か

自動車 社会 社会

15日、埼玉県さいたま市内の国道を走行中の普通トラックが対向車線側に逸脱、順走してきた軽乗用車と正面衝突する事故が起きた。軽乗用車は大破、運転していた21歳の女性が意識不明の重体。トラックは現場から走り去っており、運転者が居眠りをしていた可能性が高い。

埼玉県警・浦和西署によると、事故が起きたのは15日の午後9時40分ごろ。さいたま市桜区下大久保付近の国道463号を走行していた普通トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた21歳女性の運転する軽乗用車と正面衝突した。

トラックは軽乗用車を押し戻すようにして約15m走行。軽乗用車は大破し、運転していた女性は頭部を強打したことが原因で意識不明の重体。トラックはそのまま現場から走り去っており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。警察ではトラックの運転者が居眠りをしていた可能性が高いとみて、現場に残された破片などから容疑車両の特定を進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース