硫化水素自殺を図った女性、GPSケータイが救う

14日深夜、栃木県日光市内の国道119号で、24歳女性がクルマを運転中に助手席に置いたバケツで硫化水素を発生させ、自殺を図る事件が起きた。女性の父親が車内にGPSで位置情報を取得できる携帯電話機を設置しており、女性はこれによって発見されている。

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14日深夜、栃木県日光市内の国道119号で、24歳女性がクルマを運転中に助手席に置いたバケツで硫化水素を発生させ、自殺を図る事件が起きた。女性の父親が車内にGPSで位置情報を取得できる携帯電話機を設置しており、女性はこれによって発見されている。

栃木県警・今市署によると、警察が事件発生を認知したのは14日の午後10時20分ごろ。日光市内に在住する53歳の男性から警察に対して「24歳の娘が走行中のクルマの車内で硫化水素を発生させて自殺を図った。日光市今市付近の国道119号でクルマを発見し、意識を失っている娘を発見した」という内容の通報が寄せられた。

通報を受けて駆けつけた地元消防の救急隊員が車内に置いてあった液体入りのバケツを確認。臭気から硫化水素の可能性が高いと判断され、同署が一時的に現場付近の交通規制も行った。女性は病院に収容されたが一命を取り留め、救出に当たった父親も無事だった。

女性は数日前から自殺をほのめかすような言動を繰り返しており、父親は女性のクルマにGPSで位置情報を確認できる携帯電話を隠して設置していた。女性が同日の午後8時ごろに姿を消した後は、携帯電話の位置情報を頼りに捜索していたという。

女性が運転するクルマは路外に逸脱する状態で発見されたが、現場は住宅地。警察では発見が遅れていた場合には周囲に被害の出ていた可能性もあったとしている。
《石田真一》

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