アウディAGは、「2008年EU発明家大賞」を受賞したと発表した。賞は、欧州特許庁がヨーロッパの経済成長と競争力に重要な貢献をする発明を行った会社に対しその栄誉を称えるもので、今回の受賞は、アウディ・スペース・フレーム(ASF)テクノロジーの発明が評価された。
欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン副委員長は受賞者を称え、受賞者は「真の革新を支援している」とコメントした。
今回で3度目となるこの賞は、ヨーロッパのイメージを「革新大陸」として広めることを目的としている。
アルミニウム軽量デザインセンター長であるハインリッヒ・ティム氏、ASFコンセプト協同開発者のノルベルト・エニング氏の2人が、リュブリャナでこの発明賞を受け取った。
「アウディ・スペース・フレーム・テクノロジー」は、自動車ボディにおいてスチールボディよりさらに強靭で安全なだけでなく、圧倒的な軽さをもたらす。燃費とCO2の排出を抑制するためにも有効だな技術だ。