神戸製鋼所、中国の工場が能力を増強

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神戸製鋼所は、全額出資する神鋼圧縮機製造(上海)有限公司(KCMS)が、移転に伴う新工場で、本格操業を開始した。

KCMSは、神戸製鋼の汎用コンプレッサ製造会社として2005年4月から上海市嘉定工業区南地区で操業を開始していたが、その後に上海市の嘉定新城計画が決定し、中国政府の移転要請に応じる形で今回移転した。

新工場に移転するに当たり、事業継続、技能雇用者継続などを前提条件とした上で、旧工場から北西15kmの距離にある嘉定工業区北地区に移転した。

KCMSは2005年の操業開始後、2007年には世界最高レベルの吐出風量とエネルギー効率を達成した油冷式スクリュコンプレッサ「KOBELION II」を日本に先駆けて中国で販売開始した。KOBELION IIは、市場での評価が高く、中国系販売代理店の拡大もあって従来の日系ユーザーに加え、本格操業を開始した新工場では旧工場に比べて、建屋面積、クレーン能力および試運転電源能力を増強し、オイルフリースクリュコンプレッサの生産設備を新設した。

これにより、従来の中型の油冷機だけでなく、オイルフリー機、400kW程度の大型のコンプレッサまで生産することが可能となった。中国国内の需要は年々増加しており、今後も伸びていくと見込まれ、これらの需要を確実に取り込んでいく方針だ。
《レスポンス編集部》

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