三菱自動車、タイのエンジン工場が稼働

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三菱自動車は、タイの生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)がエンジン工場を移転・新築して稼働開始したと発表した。

MMThは、チョンブリ県ラムチャバン工業団地にあるエンジン製造子会社ミツビシ・モーターズ・タイランド・エンジン(MEC)のエンジン組立工場の生産能力増強を図るため、隣接地に移転し、このほど操業を開始した。

同社は、さまざまなエンジンを生産してきたが、現在はディーセルとガソリンエンジンを生産している。これらエンジンは、MMThで生産される車両に搭載されるとともに、エンジン単体として三菱自動車にも輸出している。

生産設備の増強を含む約2億9000万バーツ規模の投資により新工場のエンジン生産能力は年間19万台から24万台に増加する。

MMThは、タイからの自動車輸出の先駆けとして、1988年から輸出を開始し、昨年10月にはピックアップトラック輸出累計100万台を達成した。現在、旺盛な輸出及び国内需要に応えるとともに、世界戦略車である新型SUVを生産するため、生産体制の強化に取り組んでいる。

生産体制の強化と合わせて隣接地に物流用の土地32万平方メートルを確保、その一部を2月からモータープールとして使用を開始するなど物流体制も整備している。

《レスポンス編集部》

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