東洋エンジニアリングは、伊藤忠商事と協力し、東洋エンの韓国現地法人であるトーヨーコリア社とともに、ロシア連邦シブール社がペルミ市に建設を計画する22万トンのエチルベンゼン(EB)生産設備を受注したと発表した。
このプロジェクトには、米バジャー社の技術が採用されており、トーヨーコリアと東洋エンが基本設計、詳細設計、機器調達及び工事テクニカルアドバイザリーサービスを実施する。プラントの完成は2010年末の予定。
納入するのはガスプロム社の化学・石化分野子会社のロシア連邦シブール社。シブール社は、同国での有機合成分野でのマーケット・シェア拡大や国外への輸出拡大を目指して、これ以外にも数多くの大型投資を計画している。