デルファイ・コーポレーションは14日、4月1日付けで日本デルファイの社長にブラッドリ・J. マガートを任命した。
マガートはこれまでオートモーティブ・ホールディングス・グループのアジア・パシフィック・オペレションズ・ディレクターを務めており、2000年からアジア・パシフィック地域で経験を積んでいる。
マガートは1980年に、体験プログラムの大学生としてデルファイ・デルコ・エレクロニクス・コーポレーションでキャリアを開始した。84年に卒業すると製造生産部門、財務部門を経て、ドイツでのヨーロッパ・オペレーションズ・マネージャーなどを務めた。
2000年東京に移り、アジアシフィック地域マーケティング&プランニング・ディレクター、01年よりデルファイ・アジパシフィックの主席補佐官、その後商用車システム・グローバル・ディレクターに就任した。
デルファイは、日本では本社・テクニカルセンターを昭島に、カスタマーサービス・センターを新宿、豊田市、厚木市、宇都宮市、広島市に所有し、昨07年、豊田市の施設を増強した。
なおデルファイ・コーポレーションは経営再建途中にあったが、4月はじめに投資家グループが資金投入を撤回したため、前途が不透明になっている。