松下電工は、「女性」に加え、「外国人」「障がい者」を「ダイバーシティ活動の3本柱(活動領域)」と定め、ダイバーシティ・マネジメントを強化すると発表した。
同社は2005年からダイバーシティ・マネジメントの一環として、社長直轄組織の女性躍進推進室が牽引役となり、女性躍進活動を推進してきたがダイバーシティーを進化させる。
「女性の考え」「外国人の視点」「障がい者の立場」を商品開発や事業戦略に取り入れること、また活動を通じて社員がそれらを実感、理解することが顧客への「生活快適ソリューション」提供の強化につながるとの考えから、取り組む。
今後、女性リーダー(役職者)育成プログラム、メンター制度導入、ワーク・ライフ・バランスへの取り組み、積極的な採用、環境整備などを進め、すべての社員がともに、多様性(個性・特長)を発揮してイキイキ活躍する企業風土と、2010年に課長列以上の女性役職者を2007年度比1.4倍の60人、外国人社員を同2倍の50人の実現を目指す。