フェラーリ窃盗をもくろんだ男、阻止する男性にスプレー吹き掛けて逃走

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4日、大阪府堺市内の国道で、路上駐車していた外国製高級乗用車(フェラーリ)を盗もうとした男が、車の横に立っていた男性に塗料スプレーを吹き掛ける事件が起きた。クルマは盗まれずに済んだが、警察では高級車をターゲットとした窃盗未遂と判断、捜査を開始している。

大阪府警・西堺署によると、事件が起きたのは4日の午後7時30分ごろ。堺市西区鳳西町2丁目付近の国道26号で、路上に駐車していたフェラーリ『360スパイダー』に白いマスクを着用した男が近づき、ドアを開けて車に乗りこもうとした。

車の横には、このフェラーリの所有者の到着を待っていた27歳の男性がいたが、男は乗り込みを阻止しようとするこの男性と揉み合いになった。直後に車を所有する32歳の男性が到着。男は揉み合っていた男性の顔面に塗料スプレーを吹き掛けると、仲間の運転する黒っぽいワゴン車に乗って逃走した。

警察では男性が目などに軽傷を負っていることから、強盗致傷事件として捜査を開始している。

《石田真一》

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